索道レポート
2025/2/13
ニセコヒラフ エースゴンドラに乗ってきました
最近のゴンドラは1台当たりの輸送人数UPのためキャビン外にスキー・スノボラックはなく,もっぱらキャビン内に持ち込むスタイルが多いですが,このエースゴンドラはキャビン内にスキーをぶっさす穴が設けられているのが特徴。穴の大きさ的にツインチップのスキー板も1枚ずつならぎりぎり入る寸法な気がしますが,穴の中に雪が入り挿してもふにゃっとしてしまうのが残念なところ。いい感じに刺さるのはカービング用の硬い板のみで,穴にさしている人はほぼ皆無だった印象。
ちなみに,シートヒータが付いてるようですがそんなに暖かいと感じませんでした(気のせい?握索機に集電端子があるのであったかくなっているはず)。10人乗りなのでインバウンド勢のパワフルな熱気の方がよっぽどアツいです。
ワイヤはストランド間に樹脂が編み込まれたシマシマが特徴のFatzerのPERFORMA-DTで,振動低減に貢献し耐用年数も長いとのこと。写真が悪いですが握索機の左側に集電端子がちらっとみえてます。
輸送能力は先代のセンターフォーより1,000p/h多い2,800p/hにパワーアップしたおかげで,朝一の大行列も案外並ぶ時間は短く高ポイントです(この列で10分ぐらい)。さすが10人乗りですね。