ニセコヒラフ キング第3リフト乗車レポート

索道レポート

2026/2/24(撮影日:2026/2/12)
ニセコヒラフ キング第3リフト乗車レポート


ハイライト

ニセコ東急グランヒラフにて,今シーズンデビューした新しい6人乗りリフトに早速乗ってきましたので乗車レポします。

[目次]
1.諸元比較▼
2.山麓停留所▼
3.山頂停留所▼
4.搬器▼
5.その他気づき▼

今シーズン,ニセコヒラフのキング第3リフトが6人乗りリフトに更新されました。キング第3リフトは,2016年に3人乗りから4人乗りに更新されたばかりですが,近年のニセコ来場者増加に伴い,輸送能力増強のため6人乗りに架け替えられました。





1. 諸元比較

2016年に架け替えられたキング第3トリプルから,今回更新された6人乗りリフトまでの諸元比較表を示します。
今回架け替えられたリフトの輸送能力は3,085p/hの大能力で,先代のクワッドより約1.3倍の輸送能力を確保しています。

名称
キング第3シックス
キング第3クワッド
キング第3トリプル
(旧)ニセコ高原第6Cリフト
線路傾斜長
1,352.86 m
1,356.81 m
1,186.16 m
高低差
307.25 m
307.60 m
290.35 m
線路両線間隔
6.4 m
5.2 m
4.4 m
搬器出発間隔
6.0 sec
6.0 sec
6.0 sec
運転速度
5.0 m/s
5.0 m/s
4.0 m/s
輸送能力
3,085 p/h
2,400 p/h
1,800 p/h
搬器定員
6 名
4 名
3 名
搬器回転方向
反時計
反時計
反時計
メーカ
日本ケーブル
日本ケーブル
東京索道
方式
単線自動循環式
単線自動循環式
単線自動循環式
運行開始
2025年11月
2016年12月
1985年12月


キング第3リフトは中腹部の多くの斜面をカバーするため,ニセコの中でも人気が高く,4人乗りリフトの輸送能力では下の写真のように混雑が常態化していました。
▲非常に混雑しているキング第3リフト(更新前)

2. 山麓停留所

先代のキング第3クワッドはキングラインのイメージカラーだった薄黄色を基調とした山麓駅でしたが,第3シックスでは黒を基調としたデザインになっており非常に洗練されたデザインになっています。
デザインの雰囲気は,エースゴンドラと似ておりコンセプトの統一が図られています。

機器モデルは山麓駅の形状から推測するに,最新のD-LINEではなく一世代前のUNI-Gタイプのようです。



乗り場はローディングカーペットが採用されています。

3. 山頂停留所

山頂駅は風の影響を考えてなのか先代と同様に建屋になっています。山頂が緊張,山麓が原動(車庫線)のようです。

4. 搬器

搬器は,ヒータ付きのためお尻がぽかぽかです。ヒータ電源は握索機の集電端子から搬器下のヒータ電源供給されているようです。また,搬器モデルも最新モデルのD-LINEではなく一世代前のモデルのようです。



シートは深く腰掛けることができ非常に快適です。

握索機に横に集電端子が具備されています。

【参考写真(最新機種D-LINE)】握索機,サスペンダーとの接合部などかなりキング第3のモデルとは異なっています。

▲最新モデルD-LINE採用の石打丸山サンライズエクスプレス

5. その他の気づき

他の索輪より重い所謂「赤玉」ですが,近年は石打丸山のサンライズエクスプレスなど赤玉表示がないものが増えている印象ですが,架け替え後のキング第3リフトは一目でわかりやすくなっています。
※「赤玉」とは,他の索輪より重く脱索時に下に動くことで脱索検知に利用される索輪のこと。


休止中のホリデー第3はまだ残っていました。従業員用に残しているのでしょうか。

休止中のキング第2リフト山頂駅も取り壊されずに残っています。