トラス支柱の古いシングルリフトに乗ってきました

索道レポート

2025/3/16
トラス支柱の古いシングルリフトに乗ってきました


1. はじめに

1980年頃のペアリフト登場以前は一般的だったシングルリフトも今では非常に激レアなリフトになっています。
シングルリフトを多く見かける北海道のローカルスキー場などは,ペアリフト普及したあともシングルリフトが建設されたものが多く,トラス支柱を象徴とする1980年以前に建設されたシングルリフトはスキー場では撤去リプレースが進み数本残るのみとなっています。そんな貴重なシングルリフトが兵庫県ハチ北高原に未だに残っており,2025年1月にようやく乗車できたのでそのレポートをします。

2. 場所

ハチ北の旅館街からハチ北ゲレンデ駐車場までを結ぶ場所にあります。このリフトを使っての滑走はできず,ゲレンデと旅館街の連絡リフトとして使われています。

3. 野間登行リフトの様子

今回紹介する古いシングルリフトはハチ北旅館街にあるためとりあえずハチ北旅館街駐車場へ車を止めることに。バブル期に建てられたと考えられる「ハチ北温泉」と書かれた非常にフォトジェニックなゲートをくぐります。くぐった先には,駐車場料金所があり驚くことに温泉街に入るためにも駐車料金を取るという関西クオリティ。しかも料金は土日祝日1500円もします。

旅館街を進むと道横に旅館街シングルリフトの山麓駅があらわれます。この周辺のスキー場は旅館街からスキー場へ上るために登行リフトが多くあります。

旅館街を進むと道横に旅館街シングルリフトの山麓駅があらわれます。この周辺のスキー場は旅館街からスキー場へ上るために登行リフトが多くあります。