索道レポート
2021/12/11
No.1 ゴンドラ・ロープウェイでスキー場の特徴を探る!
2.緩斜度
グランデコやかぐらゴンドラは皆さんが思っているように、斜度が緩く滑走時に苦労する路線です。この線付近は全体を見ても斜度が緩いゴンドラなのです。
阿仁ゴンドラなんかはコース的には中級者向けですが、コース途中ロープトゥで登らなくてはならない箇所があるため、斜度が緩い分類に入ってきます。
基本的に緩斜度線付近にあるゴンドラは平地移動がある路線なので、スケーティングなどが必須になります。
平地移動が嫌な人は覚悟しての滑走です。
3.急斜度
一方急斜度は、初心者には下山が苦しめのゴンドラが多く並んでいます。(路線長に対して長く滑走を楽しめるゴンドラでもあります。)
苗場は第1・第2ともに急斜度の分類に入っています。
竜王なんかは、急斜度パウダーで有名な木落しコースもありこの位置にあるのも納得ですね。
4.平均線付近
最近開業した(野沢温泉)長坂ゴンドラは、平均線上にあります。平均付近に位置する路線は、中級者向きで山頂から山麓まで適度な斜度があるコースを持つスキー場にある印象です。
5.まとめ
皆さんが良く行くスキー場のゴンドラはどこに位置していましたか?
この図はコース情報などを抜きにしていますので、スキー場の評価にはならないですが、行きたいスキー場を決める一つの指標になればなと思います。
[参考文献]
『スキーまっぷる2009全国版』 旺文社.