ジャンボ第1クワッド

4-CLD-B ジャンボ第1クワッド

◆名称 ニセコアンヌプリジャンボ第1クワッド
◆許可年月日   1992年(H4)8月25日
◆運輸開始年月日 1992年(H4)12月18日

  1. キロ程    1,117.18 m
  2. 高低差    256.80 m
  3. 支柱数    20 基
  4. 輸送能力   2,400 p/h
  5. 速度     4.0 m/s
  6. 搬器台数   100 台
  7. グリップモデル(握索機) DS104(DS1)
  8. 山麓     建屋 原動(車庫線)
  9. 山頂     建屋 油圧緊張
  10. 主原動機   360 kW
  11. 索道メーカー 日本ケーブル
  12. 回転方向   時計
  13. 定員     4 名
  14. 方式     単線自動循環式(4-CLD-B)
  15. 事業者    中央観光バス(株)

【目次】
1 概要
2 停留所
3 乗車風景

1.概要
アンヌプリ下部のおいしい斜面に架けられたクワッド
 ジャンボ第1クワッドはニセコアンヌプリの下部をカバーする高速リフトです。ニセコアンヌプリは台地上の斜面に切り開かれているために,明るくのびのびとした斜面が特徴で,ガツガツ滑るよりクルージングに適しているスキー場になっています。そのアンヌプリスキー場の下部から中腹部に架けられているのがジャンボ第1クワッドで,緩斜面もあり,最下部には上級者コースもあり,非常に効率が良いところに架けられています。

②ジャンボ第1クワッド
4-CLD-B(日本ケーブル)
1,117.18m/256.80m/1992

図1.1 ジャンボ第1クワッド①(2016)

図1.2 ジャンボ第1クワッド②

図1.3 ジャンボ第1クワッド③

図1.4 ジャンボ第1クワッド④

図1.5 ジャンボ第1クワッド⑤

図1.6 ジャンボ第1クワッド⑥

図1.7 ジャンボ第1クワッド⑦

図1.8 ジャンボ第1クワッド⑧

図1.9 ジャンボ第1クワッド⑨

図1.10 ジャンボ第1クワッド⑩


2.停留所
山麓停留所:(原動車庫線)山麓停留所には原動及び車庫線があります。建屋塗装は,山頂停留所同様薄緑色でしたが2017シーズンから茶色塗装に変更されました。ゲレンデベースから少しハイクする必要があります。
山頂停留所:(油圧緊張)塗装は茶塗装ではなく,以前までの緑色です。

図1.1 山麓停留所①2016図1.2 山麓停留所②2016図1.3 山麓停留所①2017図1.4 山麓停留所②2017図1.5 山麓停留所①2021図1.6 山麓停留所②2021図1.7 山麓停留所③2021

図2.1 山頂停留所①図2.2 山頂停留所②図2.3 山頂停留所①(2021)図2.4 山頂停留所②(2021)図2.5 山頂停留所内(2021)図2.6 銘板


3.乗車風景
 ニセコアンヌプリは,ベースが一番急斜面になっているため,ジャンボクワッドは急斜面をはじめに登ります。6号柱・7号柱付近には旧ジャンボ第1ペアの廃止区間のパイプ支柱を再利用した場内放送のスピーカーが確認できます(図3.7)。急斜面を登り終えると,ファミリーペア(休止中)が架かるフラットの斜面を進み終点に至ります。

図3.1 乗車風景(前方2016)①

図3.2 乗車風景(前方2016)②

図3.3 乗車風景(前方2016)③

図3.4 乗車風景(前方2016)④

図3.5 乗車風景(前方2016)⑤

図3.6 乗車風景(前方2021)①

図3.7 乗車風景(前方2021)②

図3.8 乗車風景(前方2021)③

図3.9 乗車風景(前方2021)④

●執筆者  索道野郎
●更新日  v1:2018/11/1,v2:2021/5/10
●取材日  2016/3/5,2017/3/4,2021/2/25

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