エースファミリークワッド

4-CLD エースファミリークワッド

◆名称 エースファミリークワッド
◆許可年月日   2017年(H29)3月8日
◆運輸開始年月日 2017年(H29)12月1日

  1. キロ程    840.55 m
  2. 高低差    123.68 m
  3. 支柱数    10 基
  4. 輸送能力   2,400 p/h
  5. 速度     5.0 m/s
  6. 搬器台数   62 台
  7. グリップモデル(握索機) DT(=DT108)
  8. 山麓     UNI-G
  9. 山頂     UNI-G 原動緊張?(車庫線)
  10. 主原動機   ?
  11. 索道メーカー 日本ケーブル
  12. 回転方向   時計
  13. 定員     4 名
  14. 方式     単線自動循環式(4-CLD)
  15. 事業者    ニセコ東急リゾート(株)

1.概要
ヒラフ最新のクワッドリフト
 2017年に2人乗り低速ペアリフトのエースファミリーペアから,4人乗り高リフトに架け替えられたリフトです。綾ニセコなどのコンドミニアムが多く建設されたヒラフ最下部エリアから,.Bese(スキーセンター)やキングエリアへの利便性向上のために架け替えられ,終点の位置も以前のペアリフトよりもファミリーコース上部の「せんの木コース」まで延伸されました。

⑨エースファミリークワッド
4-CLD(日本ケーブル)
840.55m/123.68m/2017

チェア搬器

【チェア搬器諸元】
●メーカ  日本ケーブル
●定員   4 名
●製造年  2017年
●モデル  モデルE

2017年建設の通常タイプの搬器
 2017年建設のクワッドリフトですが,座席部はレザータイプではなく通常のモデルE搬器になっています。現在はレザータイプが主流となりつつあるので,在庫処理の可能性があります。

図1.1 エースファミリークワッド①(2021)

図1.2 エースファミリークワッド②(2021)

図1.3 エースファミリークワッド③(2021)

図1.4 エースファミリークワッド④(2021)


2.停留所
山麓停留所:(終端?)乗車位置は珍しく停留所正面からではなく横から乗るタイプになっています。これは初心者に配慮した構造なのか疑問です。
山頂停留所:(原動緊張・車庫線)以前のエースファミリーペア200mほど山頂に延伸されました。車庫線も山頂のみにあります。

図1.1 山麓停留所①2016図1.2 山麓停留所②2016図1.3 山麓停留所①2017図1.4 山麓停留所②2017

図2.1 山頂停留所①図2.2 山頂停留所②図2.3 山頂停留所①(2021)図2.4 山頂停留所②(2021)


3.乗車風景
 ファミリークワッドの路線は以前のファミリーペアよりもゲレンデ側に建設されており,ゲレンデからも見える位置にあります。

図3.1 乗車風景(前方2016)①

図3.2 乗車風景(前方2016)②

図3.3 乗車風景(前方2016)③

図3.4 乗車風景(前方2016)④

図3.5 乗車風景(前方2016)⑤

図3.6 乗車風景(前方2021)①

図3.7 乗車風景(前方2021)②

図3.8 乗車風景(前方2021)③

図3.9 乗車風景(前方2021)④

図3.9 乗車風景(前方2021)④

図3.9 乗車風景(前方2021)④

図3.9 乗車風景(前方2021)④


4.新旧比較

表 新旧諸元
名称
【新4-CLD】
エースファミリークワッド
【旧4-CLF】
エースファミリーペア
線路傾斜長
840.55 m
598.2 m
線路水平長
828.34 m
590.50 m
高低差
123.68 m
88.5 m
線路両線間隔
5.2 m
3.5 m
搬器出発間隔
6.0 sec
6.0 sec
運転速度
5.0 m/s
1.8 m/s
輸送能力
2,400 p/h
1,200 p/h
搬器定員
4 名
2 名
搬器台数
62 台
111 台
搬器回転方向
時計
反時計
メーカ
日本ケーブル
安全索道
方式
単線自動循環式
単線固定循環式
運行開始
2017年12月
1983年11月

●執筆者  索道野郎
●更新日  v1:2021/6/20
●取材日  2016/3/5,2017/3/4,2017/3/5,2021/2/24,2021/2/25

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