◆名称 ニセコアンヌプリゴンドラ
◆許可年月日 1985年(S60)5月24日
◆運輸開始年月日 1985年(S60)12月18日
- キロ程 2,274 m
- 高低差 565 m
- 支柱数 22 基
- 輸送能力 (1200p/h→1800p/h→)1440 p/h
- 速度 5.0 m/s
- 搬器台数 74 台(以前は94台)
- 搬器モデル OMEGA
- グリップモデル(握索機) DS
- 山麓 建屋 原動重鎮緊張(車庫線)
- 山頂 建屋(車庫線)
- 主原動機 475 kW
- 予備原動機 99 kW
- ロープ径 Φ44 mm
- 索道メーカー 日本ケーブル
- 回転方向 時計
- 定員 6 名
- 方式 単線自動循環式(6-MGD)
- 事業者 中央観光バス(株)
1.概要
登場時ニセコ地区初の6人乗りゴンドラ
「ニセコアンヌプリゴンドラ」はニセコアンヌプリの1,000m台地までをカバーするゴンドラ。ゴンドラがカバーしているエリアは緩斜面が主なので,初級者もゴンドラを利用してのロングランが可能です。NISEKO UNITEDではゴンドラの導入が早かったため旧型の4人乗りゴンドラが多く,NISEKO UNITED内で長らく唯一の6人乗りOMEGAタイプのゴンドラでしたが,2011-2012シーズンにヒラフゴンドラがCWA社のOMEGAのゴンドラを採用したため,唯一のOMEGAタイプではなくなりました。架設当初は2号柱と3号柱の間でリフトと立体交差していたため,山麓駅を出てすぐに不自然に高度を取っています(図1.4)。
①ニセコアンヌプリゴンドラ●
6-MGD(日本ケーブル)
2,247m/565m/1985
2.停留所
山麓停留所は重錘緊張スペース確保のため階段を上った所にのりばがある一般的なスタイルです。山頂停留所は終端のみで比較的シンプルな構造になっており,出口が左側・右側(ジャンボ第4ペア乗り換えに便利)と両方に設置されています。また,急斜面でもないのにかかわらず,建屋は地形に対して食い込んでいるのも特徴です(最終支柱の高さを低くし強風対策のため?)
3.乗車風景
路線は,アンヌプリスキー場ベースから暫くジャンボクワッドと並走します。斜面はゲレンデのベース付近のみ急斜面ですが,それを超えると台地上に緩斜面が続きます。その間,アンヌプリゴンドラとジャンボ第2ペアはゴンドラの14号柱と15号柱間を交差しています。(開業当初は2つのリフトと交差する珍しい路線でした) 山頂停留所は協定によって制限されているため,山頂までではなく1000m台地に位置します(普通索道は1000m台地まで)。