1.概要
古めかしいリフトと思いきや実は新しい!?
エース第2ペアの運輸開始年は1987年と隣に並行しているセンターフォーよりも新しいです。すべての写真の搬器は全て安全索道製の通常のペアと変わらないですが,以前はサスペンダー一本の旧型搬器で1987年製造とは思えない古さでした。更には,山頂・山麓停留所の仕様・デザインは1970年代のもので明らかに機械転用か中古品になっています。(勝手な推測ですが、1971年に建設されたニセコ高原第2B線リフトの移設と考えていますが,実際はいかに)
現在の搬器は中古搬器と思われますが,搬器更新前後年にヒラフ内で廃止になった安全索道製ペアリフトはなく他スキー場からの転用品と思われます。
⑩エース第1ペア
2-CLF(安全索道)
626m/140m/1987
2.停留所
山麓停留所:(原動)シングルリフトをペアリフト向けに改造したような古めかしいデザインになっています。安全索道の乗車位置案内信号灯にしてはレンズ径が大きくなっているのも面白いです。
山頂停留所:(重錘緊張)1985年頃から安全索道では油圧式の緊張装置が一般的になっていますが,1987年運行開始のエース第2ペアは旧式の重錘緊張になっています。停留所奥の太い支柱の部分に重錘があり緊張を保っています。