1.概要
ニセコビレッジ初のペアリフト
「森のチェア」は,ニセコビレッジ(ニセコ東山)開業時からあるペアリフト。開業時,クワッドのようなデタッチャブルリフトはまだなく1,093mと長大ペアリフトになっています。太平索道の旧型ペアリフトで,ニセコビレッジ内にある太平索道製のペアリフトと比べ,支柱作業アームが猫耳のようになっているのが特徴です。ナイターも営業可能
⑥森のチェア●
2-CLF(太平索道)
1,093m/345m/1982
2.停留所
いつもの如く,ホテル脇にリフトがあるため原動緊張装置は山頂にあります。原動緊張装置は大掛かりな形状で,重錘を上から吊り下げるように構成されています。
3.乗車風景
路線はザ・グリーンリーフ・ニセコビレッジ(旧:ニセコ東山プリンスホテル本館)横から出発し,「アッパービレッジゴンドラ」「ビレッジエクスプレス」の間を縫って30°級の斜面を登り終点に至ります。(※「アッパービレッジゴンドラ」「ビレッジエクスプレス」建設前の2016年時の画像)。森のチェアは画像のように急こう配を登るため,横のじゃがいも・みそしるコース(旧開業時:東山コース,旧:リミテッド2・リミテッド3)は最大斜度32°・平均斜度25°の難コース。一方,中級者のなまらコース(旧:スラロームバーン)は一枚バーン(最大斜度27°・平均斜度18°)の良コースで滑り応え抜群です。